教員採用試験対策講座・情報編・
幼・小・中・高・特別支援学校の教諭になるには、教員採用試験に合格しなければなりません。その内容は、試験を行う自治体によって違うのですが、「一般教養」「教職教養」「専門試験」「実技」「集団討論」「集団面接」「個人面接」などがあります。
弊学では、これらの対策講座も授業とは別に行っており、当方は、とある自治体で出題される「情報分野」を担当しています。某都道府県ではここ10年ほど「情報分野」の出題が4分の1ほどの割合をしめるため、小学校教諭や養護教諭を志望する学生のために春休みあたりから週1で普段の授業とは別に「特訓」しています。
過去問を見ると、学習指導要領や文部科学省からの手引きなどから、セキュリティ、情報モラル、個人情報、著作権などからまんべんなく、そして各種計算(bps,dpi,fpsなどの単位が必要な計算、進数)、表計算関数などが出題されています。また、昨年は「IoT(Internet of Things)」も出題され、情報分野らしく現在進行形のできごとも理解しなくてはなりません。
1年生配当の「情報処理演習」においても上記の内容は触れるのですが、それ以来すっかり…でしょうから、高校「情報科」の教科書や副教材を使っての復習です。その自治体を受験する学生だけですので人数は少ないのですが、チームワークで頑張っています。
さて、昨年の「IoT」のように、現在進行形のことで何が出題されそうかを、先日、当方のSNSで募集しました。たくさんご意見いただき、ありがとうございました。その中では、人工知能・機械学習、VR・AR、仮想通貨などがあがりましたが、実際はどうでしょうか?試験は今週末ですので、学生からの報告を楽しみにしたいと思います!