「第6回 Windows×教育」イベントで、micro:bitハンズオンをして、小学校の理科、音楽科、社会科等の授業で活用できそうな作品ができました。
第6回になりました「Windows×教育」イベント。今回も、大阪教育大学天王寺キャンパスをお借りし、尾崎拓郎さん(同大)と一緒に開催しました。このイベント、当初は、教育関係のWindowsアプリを探して試していたのですが、時代の要請とともに、最近は、主として初等教育におけるプログラミング教育に移行しつつあります。
学校の先生方、教育委員会の方、エンジニアの方、地域の方などさまざまなかたにおいでいただいています。参加費は300円程度の個包装された「おやつ」のみです。
このイベントでは、インプットとアウトプットも大事、ということで、毎回テーマトークとLT(ライトニングトーク)を設定しています。
今回のテーマトークは、小崎誠二さん(奈良県教育研究所)に来ていただき、日本のICT教育の現状、そして特に奈良県を取りまく状況をお話しいただきました。これからの奈良県の躍進に注目です!!
LTは、
・岩佐英彦さん(近畿大学工業高等専門学校)による「G-suite for Education」の紹介
・稲葉通太さん(大阪府立堺聴覚支援学校)による「パワポの学び」
・中村愛さん(大阪教育大学)による「ICT教育支援ルームの活動」
の3本立ててでした。特に中村さんには、イベントのお手伝いもしていただきつつ、前回に引き続き、のびのびとLTしていただきました。ありがとうございました!
インプットタイムが終わったら、今度は情報交換。もちよったおやつを囲んで、「リアル」なネットワーキングの始まりです!
高校の先輩後輩が見つかったり、同じ趣味の方がいたり、と「世の中狭い」事例があちこちで発生していました^^
やはり、「おやつ」ってコミュニケーションの重要な媒体ですよね!←
後半は、尾崎さんの軽快な説明のあと、ハンズオンタイムに突入。なお、各自端末持参が推奨されていますが、こちらでも Surfaceを用意しています。これらは、尾崎さんも当方もメンバーとなっている「マイクロソフト認定教育イノベータ」のプログラムの一環で、お借りしています。いつもありがとうございます。
Microsoft Educator Community home - Microsoft in Education
グループで助け合いつつ、約1時間ほどで、さまざまな作品が出来上がりました。いくつかご紹介したいと思います。
micro:bit×理科
micro:bitには様々なセンサーが組み込まれているので、方角を感知し、矢印の向きが変わります!
micro:bit×理科・社会
市販されているスターターキットの中にあるミニ扇風機を制御!既存の電化製品の仕組みや情報化による社会の変化を理解することなど話は膨らますことができそうです!
micro:bit×音楽
尾崎先生からは複数のmicro:bitでハンドベルのように音を鳴らす事例が紹介されましたが、その改良版で、一つのmicro:bitでより多くの音を鳴らすようにしたものです。複数で合奏もできそうですね~♪
micro:bit×音楽・体育
micro:bitを力強くふれば、それに伴い、「ヒュイーーーーーンンンン」とかっこいい音が!ダンスで音が出れば、とってもかっこいいですよね!
尾崎さんの資料では、Scratchでmicro:bitのプログラムを書く方法が紹介されましたが、なんとPython(プログラム言語のひとつ)でもプログラミングできることをご紹介いただきました。音声発語もあるようなので、これからに期待です!
次回は冬休み前後の12月に予定をしております。Facebookを中心に情報を発信しておりますので、よろしければメンバーになっていただければと思います。また、こういうことをしてみたいんだけれども…という企画やアイディアの持ち込みも歓迎します!
https://www.facebook.com/edubywinbyedu/
もしくは、下記connpassサイトへ。