学園祭で「飛鳥鍋」と「焼き豚」にプロの監修・ご指導のもと、マジに取り組みました。~阿波金時豚の焼き豚編~
西端ゼミも10年を迎え、いろいろなことに新たにチャレンジしています。その一つが「学園祭で飲食にマジに取り組むこと」です。準備も含め3日間のことを書きますので、シリーズものになりますが、お付き合いいただければありがたいです。
Day2:簡単に美味しくプロの味に!(10/20)
学生の「飛鳥鍋」とは別に、ゼミでは「ITで変わる未来」として、プログラミング教材「からだでプログラミング」の展示および、六次化による飲食業の変化の実例である「阿波金時豚の焼き豚&ミートボール」の有料試食を行いました。
「THE NARUTO BASE」さんから届いた大量の焼き豚とミートボール!!とってもテンションが上がります^^
鳴門金時芋のうち、市場に出荷できないような大きさのもの(でも味も栄養も同じ)を食べて育った「阿波金時豚」の焼き豚とミートボール。「阿波金時豚」の飼料を肥料にして、また次の鳴門金時芋に…という循環農業のお話をお客様にしながら、奥ではゼミ生たちが手分けして解凍と調理。
ゼミ生たちは1~2時間のシフト制になっているので、その日最初のシフトの学生のみ「THE NARUTO BASE」の新谷剛史氏にご指導いただきました。調理スペースにおいたホワイトボードにメモし、簡易マニュアルも作りました。(最初だけの予定だったのですが、時折、大変そうなときはプロのテクニックで素早くフォローいただき、ありがとうございました)
焼き豚は、しっとりしたモモを3枚、脂ののったバラを2枚、フライパンで少し焦げ目をつけ、たれを絡めて出来上がり。
ミートボールは、電子レンジで中まで解凍した後、小鍋で温めたデミグラスソースをかけて出来上がり。
どちらも、プロが監修し、出来上がり寸前まで加工されているので、手早く提供できます!(とはいえ、少し慣れずにお待たせしてしまった方々、申し訳ありません…)
調理の時には、新谷氏のご指導のもと「ニトリル手袋」をはめ、トングも調理台に直置きしないようにしました。
今回は、ゼミ枠だったので、屋外のストリートではなく、建物内のスペースでの出展となりましたが、他に飲食系がないので、建物入ったとたんに「焼き豚のいい匂い」が漂い始めます^^
また、初日は隣の会議室で、教育学部の展示が行われていたため、多くの先生方にもお立ち寄りいただきました。とある先生が、偶然ですが、鳴門市にある「THE NARUTO BASE」のレストランに行かれたことが分かったことも、なんだかうれしかったです^^
Day3:卒業生も地域の人も、ありがとう!(10/21)
新谷氏が奈良にいらっしゃる!ということで、昨晩は地元の飲食や農業、地域活性に携わっておられる方々と盛り上がり、そのままの勢いで(笑)食べに来ていただきました!
ゼミの卒業生も数えきれないほど、顔を出してくれました。大きなお腹だったり、ベビーカーを押したり、「今度、ちょっと相談乗ってください」だったり、再来月の研究授業の模擬授業をしてくれたり…と、それぞれ学生時代とは違った顔を見せてくれてありがとう。こちらがバタバタしていて、現役生との時間がとれなかったことは反省点の一つです。
もう一つ大きな反省といえば、全く広報をしなかったことです。うちのゼミともあろうものが、ハッシュタグやInstagramのフレームを作らず… > <
そして、これは大学にフィードバックする予定なのですが、車いすの男の子を連れたご家族連れがいらして「ここで、美味しいものをこんなにゆっくり食べれるなんて。。。。」とおっしゃっておられたことが気になっています。
たしかに、外のストリートはお店が立ち並び、人も多く、場所によっては車いすが通れないところもあります。。。ところどころ飲食スペースはあるのですが、多くの方がいらしておられるので、すでに満席だったのでしょう。
皆が学園祭を楽しめるように、「ゆっくり、静かに楽しみたい人」向けのスペースを確保することも大事だな…と思いました。
西端ゼミ始まって10年になりますが、今回初めて「飲食」に取り組みました。最初の相談から3か月近く、素人の私たちに、提供する食材の内容、量、器の大きさ、調理方法など「THE NARUTO BASE」の新谷剛史氏はじめ多くの皆様に、ご指導・ご協力いただき、本当にありがとうございました。写真は、すべて終わって、夕日の中の移動販売車「NARUTO BASE GO」と新谷氏とのツーショットです!
「食は大事」と何度もおっしゃっておられたように、この体験が学生自身の「腑に落ち」、次世代を育てる力になってほしいと思います。
最後に、焼豚もミートボールも食べていない!いや、もっと食べたい!という方は、徳島県鳴門市のレストランまでおいでください↓↓
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