「コロコロ大作せん!」で、小学校2年生がプログラミング(的思考)にチャレンジ!
2020年に控えた、初等教育でのプログラミング必修化を受け、畿央大学現代教育研究所では、香芝市教育委員会と連携し、「教育の情報化」「特別支援教育の充実」に取り組んできました。
今日は、その一環で香芝市内の小学校で行われた「図工×プログラミング(的思考)」の実践を見学させていただきました。単元は、2年生「コロコロ大作せん!」。転がるものと、上にかぶせるカバーを工夫しながら、自分の思い描く何かを作ろうという授業です。
机を後ろに寄せて、前には「実験場」。ゴルフボール、カプセル、乾電池など転がるものと、家からもってきたお菓子の空き箱や、薬などの容器をかぶせ、次々に試していきます。「思い通りの動き」になるよう、プリントも使い、組み合わせながら「試行錯誤する」図工の時間です。
なお、「プログラミング的思考」とは、文部科学省の「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ)」(平成28年6月28日)によると…
自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組
合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組
み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、
より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力
です。よって、この授業では、図工科においてプログラミング的思考の育成をめざしました。
実際、子どもたちがどのように動き、何を考えていたのは、別途機会を作って発表したいと思います。