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「第9回 Windows×教育」で、IoTのお話を聞いて、理科に使えそうなプログラミング教材を試してみました。 #winedu

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第9回を迎えました「Windows×教育」イベント。カレンダーの都合で、まだ冬休みではない方も多かったのですが、20名近くの方にお集まりいただきました。集まった方々の話題は、数日前に発表された「一人1台環境」「GIGAスクール」「教育の情報化の手引」などなど。また、奈良県立教育研究所の「STEAM教育エバンジェリスト育成研修」にも位置付けていただき、奈良県からも初めましての先生方がいらしていただけたのは、うれしい限りです^^

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 まず、小学校4年生の総合的な学習の時間で、micro:bitを使って、支援技術(Assistive Technology)の先駆けのような実践報告がありました。

 次に(株)ウフルの村上氏から、Society5.0時代のIoTについて、ゲストトークをいただきました。「IoT」の本当の意味を伺い、販売店、飲食店などでの事例をわかりやすくご紹介いただいたので、日常生活や学校や教育の現場での、近い将来のIoTなどを、参加者の皆さん、それぞれに思い浮かべることができたようです。「データを取り込むだけではなく、それをクラウドにあげて、そこからまたデータとなって現実世界にフィードバックされないと、IoTじゃない」という説明はとても納得いたしました。ありがとうございました!

 

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  後半は、理科に使えそうなプログラミング教材「MESH」を使った体験会。来年度から使われる理科の教科書に掲載された「MESH」。カラフルでとてもPOPな印象がありますが、実際に触る機会がそんなに多くありません。。。そこで、今回は、ドドーン!!!と10セットご用意しました(お借りしたものもあります、ありがとうございました)。

 最初こそ、尾崎先生(大阪教育大学)の説明とともに進めていましたが、コツがわかれば、どんどんどんどんいろんな方向に進んでいくのが、大人のお友達。そういう好奇心、大事ですよね!

 実は、今回、尾崎先生も、会場に入るたびに、人を感知するセンサーが働き、某コンビニエンスストアのようなチャイムがなり、感知した日時を記録するシステムまで作っておられました^^

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  一通りプログラミングできるようになったら、グループでアイディアを出し合って、簡単なデモンストレーションを行いました。

 タブレットの前で動いたり、声を出したりしたら、カメラが自動的に起動し写真を撮り、離れている家族に送ることができるシステムや、ちゃんと勉強しているかどうか、ペンの動きでわかるようなシステムなどが発表されました。

 最後のLT枠では、カルチャーセンターでのプログラミング教室で使われているベトナムで開発されているプログラミング教材のお話(山下さん)と、情報モラルの講演でどのような質問があって、どのようにこたえているかというお話(山口さん)がありました。
 

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 前回は3月だったのでほぼ9か月ぶりの開催となり、少々手際の悪さが目立ち、申し訳ありませんでした。やはり定期的に開催する、ということは大事ですね。

 次回の第10回は、春休み3月末を予定しております。日程、場所、内容が決まり次第、お知らせいたしますので、ぜひご発表、ご参加ください。「こんなことをしてみたい」という企画もあわせてお待ちしております!

 そして、今更ながら、「Windows×教育」イベントのロゴステッカーを作り、今回、参加者の皆様にお配りいたしました。「Windows」の「W」と、教育の「edu」を素敵にデザインしていただいたのは、Cross Media +Designの鴨谷先生。ありがとうございました!

 これからますます情報化が進む学校現場、教育をベースに考えたり、体験したりする場をこれからも提供させていただきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします!