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KUMIITAと一緒に、5歳児さんたちがプログラミングの最初の第一歩

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2020年度から始まった小学校でのプログラミング。

文部科学省が発行している「プログラミング教育の手引き(第三版)」において、「プログラミング教育は子供たちの可能性を広げることにもつながります」と明記されていますが、特に学年や教科は指定されていません。また、使用する教材も、PCの画面上でブロックを組み上げるかのように命令を組み合わせて、アニメーションやゲームをつくるもの、重力、加速度、距離、温度などのセンサーと組み合わせるもの、さらにロボットなどを操作するものなど、さまざまなサービスや商品があり、子どもの発達段階に応じて選択していくことが必要となります。

 

一方、同じく文部科学省が発行している「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」には、「思考力の芽生え」「数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚」「豊かな感性と表現」など、小学校でのプログラミング教育につながる要素があげられています。

 

さて、今回は5歳児さん3人が、「7か月からプログラミングを体感できるKUMIITA」を使って、プログラミングを体験しました。「音や絵・色・動作など知育要素を盛り込んだ」さまざまなパネルを組み合わせることにより、「クミータ」本体が動いたり、音を出したり、光の色を変えたりすることができます。パネル同士が弱いマグネットで連結されるので、きれいに並べることも、簡単に並び替えることもできます。

 

 

畿央大学大学院(当方の研究室)を修了し、実際に保育園でもプログラミング活動をおこなっている現役の保育士が、最初だけ見本を見せましたが、その後は3人でストーリーを作って、「分岐パネル」で進む方向を変えて、クミータを動かしたり、動物の鳴き声や楽器の音を楽しんだりしました。


「こうしたいねん」
「こうしたらこうなるやん」

「こっちちゃうん?」

「あれー?なんでー?」

「ゴール!!」
と、楽しい声と笑い声が部屋中響いていました。

隣の部屋にいたお母さま方も興味津々で、一緒にやりたそうでした^^。

 

この体験によって、子どもたちがどのように変わるのかはすぐにはわかりませんが、子どもたちの笑顔や、帰宅してからも「楽しかったー」「またやりたい!」と言っていたというお話を伺うと、プログラミングの楽しい最初の第一歩になったのではないでしょうか。これからも不定期ながらプログラミング体験を続けていきたいと思います。

 

なお、今回、いつも整体やランチ、お弁当ケータリングなどでお世話になっている奈良県橿原市にある「伝統食カフェ 楽膳」さんをお借りました。ありがとうございました!

 

感染症対策を十分行い、イベント実施後2週間以上経ちましたので、ブログとしてリリースしました。