りったんせんせーのらぼにっき。

ブログ名、悩み中です。。。

Azure Osaka Baseを見学させていただきました!

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 日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を活用し、お客様のデジタルトランスフォーメーションを実現する新しい取り組みであるAzure Base。全国12か所(2020年10月28日現在)にある施設のうち、大阪にお邪魔してきました!公式サイトはこちら↓↓

 

【アクセス】←筆者個人による行き方の説明です。

クリスタ長堀の北11の階段をあがり、最初の道を北に2.5ブロックほど上がった左手です。有名なオーガニックビルの少し手前です。

車の場合、大阪市営西横堀駐車場第9ブロックに駐車します。高速下の出口を右へ2ブロック。オーガニックビルの手前を右に曲がって、南進数メートルいった右手にあります。駐車料金は相場並み(60分600円)ですが、最大料金1,800円で安心です^^

 

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 心斎橋から徒歩数分。南船場の、近くにはISSEY MIYAKEさんやTUMIさんのある、いわゆる「オサレ」な街の一角にあります。2階ということで、階段を昇れば、いきなりのテラス席。ここで、近くのカフェからテイクアウトしたコーヒーとサンドイッチで、テレワークしたいですね~。

 

そして、ドアを入れば、、、コワーキングスペース。打ちっぱなしの壁と天井に、白を基調とした広々としたスペース。電源は上から垂れ下がってくるタイプで、リールカバーはもちろん青色です。

(こちらのスペースの写真を撮り忘れてしまいましたが、上記公式サイトをご参照ください)

 

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奥には、50人規模のセミナーもできるスペースもあります。そして、配信もできるように、カメラ、マイクなどの設備も完備。こういうところで、全国のコミュニティをつないだイベントなどもやりたいですよね!

こちらのスペースは足元に電源があります。(銀色の丸いふたがあちこちに)

ごみは持ち帰るというルールで、簡単な飲食も可能とのことでした。

 

これらのスペースのほか、打ち合わせ用の会議室、そして、個人ブースも2つありました。そして、2階にある施設へのメインルートは階段ですが、2つのスペースの間にはエレベータもありました。お借りしていませんが、ピッカピカのおトイレも^^

 

コロナ禍の折、本社の方針で対面のイベントは、基本的にはされておられない(いろいろなルールの中で、全く不可能というわけではない、とのことですが、状況に応じて変わることも往々にしてありますので、ご迷惑にならないためにもここに書くのは控えさせていただきます)のですが、イベントの配信のためにお借りすることは可能とのことです!

 

大学の授業も少しずつ対面が始まりました。コミュニティも少しずつ動き始めたいと思っております。今後とも、いろいろご相談に乗っていただければ幸いです。ご準備等でお忙しい中、ご対応いただき、ありがとうございました!!

教師不在のハイフレックス型のゼミでは、学生の方がフレックスだった話 #kiorlab

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【ポイント】

・対面と遠隔に学習者がいる状況で、遠隔をお客様にしないために、あえて、教授者も遠隔にいくハイフレックス型のゼミをしました。

・対面にいる学習者も遠隔にいる学習者も、そして教授者も基本同じ画面を見ることにより、一体感のようなものが生まれれば、と考えています。

・対面にいる学習者同士は、顔を見ながらコミュニケーションをするので、それに気づいた学生たちが、自分たちのノートPCのリアカメラを使って、「配信」を始めたことがさらにフレックスでした。

 

【本文】

後期になって対面授業を始めた大学も多いのではないでしょうか。弊学も少しずつ、学生がキャンパスに戻ってきました。一方、本人の考え、家庭の事情などで、登学を希望しない学生も一定数います。そこで、必要なのが、対面にいる学生も、遠隔にいる学生にも授業を提供する方法です。

 

既にいくつか実践もされており、ここでは大阪大学全学教育推進機構「ハイフレックス(HyFlex)型授業とは、Hybrid-Flexibleの略で、対面・同期オンライン・非同期オンラインが提供され、学生が自在に選択することができる授業形態」という言葉を使いたいと思います。

 

また、畿央大学大学院は、13年前より、対面にいる大学院生と遠隔地にいる大学院生を対象に、同時に授業を行っていました。この時から、考えていたことは、遠隔にいる学習者を「お客様」にしない、ということでした。

 

 

いまでこそ、遠隔地を接続するシステムのほとんどは、遅延がありませんが、13年前の某システムは、もちろんネットワークそのものの問題もありましたが、こちらの映像が学習者に届くまで30秒程度のラグがありました。一方通行的な講義を配信するだけならそれでも問題ないのですが、何か質問をしたり、反対に学習者から質問があったりしても、「秒差」が生じているので、コミュニケーションがなかなかに難しい状況でした。

 

当時の実践知として得たことは、

「遠隔にいる人を優先にするぐらいで、ちょうどいい」

です。対面にいる人は、遠隔にいる人を待てますし、対面にいるほかの受講生と話すこともできますが、遠隔にいる人は「一人」なのです。

・今、聞いていいのかな?

・今、質問したら、もう授業は別の話しているだろうから、邪魔になるよね。。。

そんな声を当時の大学院生へのインタビューで聞きました。

 

さて、あれから10数年。若干落ちたり、固まったりすることはあれども、遠隔でもスムーズにコミュニケーションできるようになりました。今回、当方のゼミをハイフレックス型にしたところ、大学で参加した学生は9名、遠隔で参加した学生は8名とほぼ同数となりました。(注1)

 

この状況で、「遠隔にいる学習者を『お客様』にしない」ために、当方はあえて別室から遠隔で参加しました。学生が発表するゼミだったので、当方がしゃべるターンはほとんどなかったからという状況でもありました。

 

画面共有で発表する学生、質疑応答は対面からも遠隔からも受け付け、学生一人一人がイヤフォンマイク持参(事前に連絡)だったこともあり、音声も特に問題なく、ゼミは進みました。(注2)

 

一つだけ想定外というか、私も遠隔にいて、「あー、私は確かに遠隔にいるんだな」と思ったのは、対面にいる学生同士が質疑応答をするときは、お互いの顔を見るので、横顔が見えて、視線が外れた時です。

 

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それに気づいた発表者が、自ら前に立って、自分のPCのリアカメラで、友達の助けを借りつつ、配信を始めたのは、私もびっくり!文字通り「フレックス」(柔軟)な対応でした。また、発表者がうなずくときに、カメラ(というかPC)も上下に動いたのも、フレックスな対応でした。このカメラワーク、横のアシスタント役を買って出た学生の発想だったそうです!(これらの写真も学生からの提供です)

 

3年生にとっては初めて、4年生にとっても9か月ぶりの対面のゼミは、いろいろな質問も飛び出し、笑いのあふれるものになりました。とはいえ、まだまだ、遠隔の学習者をお客様にしないために、いろいろ工夫していこうと思います。(注3)

なお、昨年度までのゼミの様子はこちらの記事でまとめていただいています。

 

【注釈】

1)補足をすると、そもそも遠隔予定だったのですが、ゼミの前の3限と、ゼミの後の5限の授業が「対面」だったため、そもそもゼミをしていたこの教室を開放しました。

2)弊学は、学生一人一人にノートPCを貸与し、officeのアカウントも包括契約しているので、全員が同じ環境で学ぶことができます。

3)ちょっとでも一体感を、と、事前に学生全員に10月分として同じおやつを送っていたのに、、、(以下略・笑)

 

参考リンク

MVP for Windows and Devices for IT及びWindows Insider MVPを再受賞しました

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MVP for Windows and Devices for IT及びWindows Insider MVPを再受賞しました。さかのぼること7年ほど前、とある方に背中を押していただき、2015年に初めてMVP(当時は、MVP for Surface)を受賞しました。Windows Insider MVPは、2016年から5年目になります。
 
MVPに関するMicrosoftのサイトによると

Microsoft Most Valuable Professional、略して MVP とは、自身の知識を熱意をもってコミュニティと共有するテクノロジーの専門家です。

MVP が行うコミュニティへの貢献には、講演によるエンゲージメントからソーシャル メディアへの投稿、書籍の執筆、オンライン コミュニティでの他者への支援などがあり、驚くほど大きな影響力を持ちます。

とのこと。当方の場合は、SurfaceおよびWindows端末による学生への教育、及び学校の先生方を対象としたコミュニティ活動、そしてWindows端末およびOSによる合理的配慮に関する講演などを認めていただいた、ということになるのでしょう。

最新の技術に関する知識、人と人との出会い・つながり、そして実際に困っておられる方に支援ができる機会など、MVPを受賞することにより得たものは数え切れません。

 

当方が勤務する大学では、2014年より学生全員にWindows端末を入学から卒業まで貸与しています。当方は、教育学部の学生対象に「情報処理演習」「教育方法・技術論」「情報と社会」「卒業研究」などの科目を担当し、ICTを活用した授業を行うとともに、学生自身が将来先生になった時に、ICTを活用した授業を行い、子どもたち自身も使いこなせるようにする、という役割を持っています。くわしくはこちらの記事をご覧ください。

  

また、コミュニティ活動では、Windows×教育」というコミュニティイベントを、学校の先生方、地域の方々、エンジニア、学生、子ども!などさまざまな方を対象に、年に数回行ってきました。内容は、ICT活用やプログラミング教育の実践を共有したり、エンジニアの方にWindows音声認識などの最新技術のお話をしていただいたり、プログラミング教材やTeamsの体験をしたりなど、その時々の状況や、参加者のみなさんのリクエストによるものもあります。

最新の活動は、このコロナ禍で集まることができないため、オンラインでイベントを行いました。


このように多くの方々のご協力の一つの形として、MVPを代表していただいているという感謝の気持ちでいっぱいです。受賞をご案内いただいた日は、研究室のゼミもあり、学生たちは、貸与されたPCでTeamsに接続し、調べたことを発表し、相互に議論を行いました。離れていてもこうしてつながることができているのは、本当に技術のおかげです。
 
さて、私たちは、New Normal2.0とも呼ばれる、新しい世界を迎えようとしています。学校現場も、「教室に一斉に集まり授業を行う」という形態からパラダイムシフト(今まで当然だと思われていたことが劇的に変化すること)が起きています。

 

MVPの一人として、この時代の教育を、WindowsをはじめとするICTを活用し、今の学校現場を支援するとともに、次世代の教員を養成することをつづけていきたいと思います。ひきつづき、どうぞよろしくお願いいたします。

2回目のオンラインコミュニティイベント「PowerApps二歩目、三歩目」の開催と、学校現場のパラダイムシフト #winedu

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初めてのオンラインイベントから3週間。
そろそろ作りたい(作らなきゃ)というリクエストをいただき、2回目を開催しました!講師は今回も新谷剛史さんにお願いしました。

 

前回は、なぜデータが必要なのか、PowerAppsが得意なことはなにか?など、実際に作る前に考えておくことなどをお話しいただきました。詳しくはこちらのエントリをご覧ください。

 

今回は、説明を聞きながらアプリを作る前提で、イベント参加用の端末とアプリ作成用の端末の2台持ちで参加される方もいらっしゃいました。

がっつり1時間のインプット。チャットで質問やリクエストを書いていただき、私がコーディネータ役をつとめ、聞き手にちょっと待っていただいたり、講師の新谷さんに時間調整をお願いしたり、、、、

8人という少人数だからできたことかもしれません。

 

休憩中は、新谷さんのお宅の「家主」である猫ちゃんがカメラの前にお座りになり、名前を呼ぶとちゃんとカメラの方を向いてくれるという超癒しサービス付き♡(=^・^=)

後半は質疑応答メインで、あっという間の2時間でした。。。

今回は、ご参加の皆様に録画したものをお送りし、復習もしていただく予定です!

 

イベントの最後は「顔出しOKの方」のみで記念撮影。

バーチャル背景の方も、「ヒゲ」が急に生えた(笑)方も、ペットの猫ちゃんやパンダくんを呼び寄せた方も!なお、当方のペットは、CHIPでした!


本コミュニティ「Windows×教育」は、コロナ前までは、対面のイベントを中心に、学校の先生方がICTを活用されるお手伝いをずっとしてきました。過去には、Windowsそのものの役割、合理的配慮、プログラミング教育、Teamsなど、主催者の尾崎拓郎先生(大阪教育大学)と当方で、状況を見つつ、また先生方からのリクエストにこたえつつ、テーマを決めてきました。

 

学校現場も、このコロナ禍でパラダイムシフト(今まで当然だと思われていたことが劇的に変化すること)が起きました。教室に集まること、机を寄せ合ってグループワークすること、地域に出かけて地域の方のお話を聞くこと、すべてが当然と思っていました。。。
しかし、どのような状況でも、どんな時でも、子どもたちが、先生方が、保護者の皆さんが、ICTを活用し、楽しく学べる環境をつくることが、このコミュニティの使命だと思っております。 

 

こんなことしたいな、あんなことしてみたいんだけど、モノがなくて、、、という場合は、お気軽にご相談ください!

なお、今年中に1度、人数を絞り、大教室で対面のイベントができればな…とは思っているのですが………。

 
最後になりましたが、オンラインイベントの講師を全面的にお引き受けくださった新谷さん、ありがとうございました!これからも学校現場のために、どうぞよろしくお願いいたします!

初めてのオンラインコミュニティイベント「PowerApps・最初の第一歩」を開催しました! #winedu

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学校現場でのICT活用やプログラミング教育についていろいろやってみるコミュニティ「Windows×教育」もイベントを重ね、はや9回。2020年3月末には第10回記念イベントを企画していたのですが、コロナ禍で中止。。。。

 

そんななか、よくご参加くださっている先生から「PowerAppsの勉強をみんなでしたい」とリクエストをいただき、急遽オンライン特別版で開催することにしました。講師は、本コミュニティでも何度かお話しいただいている、新谷剛史さんです。

 

さて、

Power Apps は、ビジネス ニーズに合ったカスタム アプリを構築するために短時間でアプリケーションを開発できる環境を提供する、アプリ、サービス、コネクタ、およびデータ プラットフォームのスイートです。

ということなのですが、そもそもアプリケーションを作ったことのない方々が多いということで、今回は「作る前にわかっておくこと」に焦点をあて、最初の第一歩をすすめるところまでを解説していただくこととしました。

 

小学校、中学校、高校、特別支援学校の先生、教育委員会の方、塾の先生、学生など総勢16人の方にご参加いただきました。

 

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  休憩時間には、それぞれのおうちのネコちゃんも参加したり、おやつをたべたり、参加者同士でつながりがあることがわかったりで、オンラインでも、それなりに交流を図れたのではないかと思います。なお、私は大学でしたので、卒業生が置いていった、ネコっぽいキャラクタのぬいぐるみでしたが(笑)

 

事前アンケートでの質問と回答、その場でのチャットでの質疑応答も含め、あっという間の2時間半でした。また、今後アプリを作っていくときのご相談にものっていただけるということで、本当にありがとうございます!私自身も、研究室運営に関わるアプリを開発できたらと思っております!

 

ここからまた実際にどのようなアプリケーションを作りたいのか、そのためにはどのようなデータや仕組みが必要なのかを考える時間も必要です。また、少し作ってみてうまくいかないところも出てくるでしょう。まだ具体的な日程は調整しておりませんが、来月にもう一度開催したいと考えています。

 

さて、1枚目の写真は、「顔出しOK」の方との記念写真です。オンラインの会議、授業、お茶会などは参加したり、主催したりもしていますが、オンラインのコミュニティイベントは今回初めてでした。オフライン(対面)のイベントと同じことはできませんが、よりみなさんに「参加」できるような仕組みを考えていきたいと思います!ひきつづき、どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

非同期で「非動画」のオンライン授業を1か月受けた学生のアンケート結果

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(この写真は2019年5月に撮影した学内の様子です)

非同期で「非動画」のオンライン授業が始まり、1か月たちました。3回めの授業の後、履修生を対象にアンケートを取りましたので、簡単に報告します。

なお、今までの様子は、下記リンクをご覧ください。


履修生について

 教育学部2年生対象の授業「教育方法・技術論(総合的な学習の時間の指導法を含む)(初等)」で、小学校教諭、幼稚園教諭の教員免許必修科目です。科目等履修生、過年度生などあわせて185名が履修しています。なお、対面の授業の場合は、2クラスに分けて授業を行っています。

 なお、小学校教諭の昨年度の現役合格率は75.6%、公立幼稚園・保育士は100%ですので、いわゆる「教員養成系の大学」といっても差し支えないでしょう。

 

アンケートの概要と提出状況

 非同期ですので何らかの形で出欠を取る必要があります。授業支援システム(CEAS)を活用し、1回目、2回目は簡単なレポートにしたのですが、今回は、アンケートで代用することとしました。

 出欠代わりですので記名式になりましたが、それは事前に学生にも伝えています。アンケートは全部で9問(うち、選択式が7問、自由記述は2問)です。提出期間は授業後から6日間でした。提出者180名ですので、提出率は97%強です。いくつかの回答について速報で公表したいと思います。

 

あなたはいつ授業を受けていますか?

非同期ですので、授業を受ける時間は学生次第です。前回、前々回のブログに書きました通り、アクセスログをみてもばらけていましたので、学生自身に聞くことしました。

・ほぼ時間割の通り             6人

・授業のある日の日が変わるまで     57人

・課題の締め切り間際          27人

・自分の予定次第で特に決まっていない  90人

と、半分の学生は自分の予定次第で受けており、続いては授業のある日の日が変わるまでとなりました。時間割通りに受けている学生は6人と非常にわずかであることがわかりました。

 

SNSで友達と相談する頻度は?

非同期ですので、基本一人で授業を受けるしかありません。対面授業の場合は、相談したり、雑談することもできたのですが、学生は一人でどうしているのだろう?と聞いてみました。

・遠隔授業になって増えた        69人

・遠隔授業でも対面授業でも同じぐらい  70人

・遠隔授業になって減った        41人

と、ばらけました。。。上記の質問とも関係するのですが、「受講している時間」が違うことも関係しているのかもしれません。「遠隔授業になって減った」という学生が少々心配です。。。

 

動画視聴型の遠隔授業について

弊学は「非動画」の遠隔授業が原則ですが、やはり他大学にいる友人などからいろいろ聞いているようです。実際に学生の考えを聞いてみました。

・たとえ通信料が増えても、動画を視聴する遠隔授業がよい      100人

・通信料が増えるなら、動画を視聴しない現在の形の遠隔授業でよい    51人

・通信料に関係なく、動画を視聴しない現在の形の遠隔授業でよい     29人

 約55%の学生が、たとえ通信料が増えても動画視聴型の遠隔授業を希望していることがわかりました。とはいえ、通信料が増えるのであれば現状でと考える学生も約28%、そして、通信料に関係なく現状がよいと考える学生も16%いることがわかりました。記名式にしているので、当方および大学への「忖度」が働いている可能性もありますが、もっと動画視聴型を希望する学生が多いのかと思っていました。

 

同期参加型の遠隔授業について

「ZoomやTeamsなどを活用し、教員と学生、学生同士で、顔をうつしたり、音声でコミュニケーションを取ったりながら進める遠隔授業」についても学生の考えを聞いてみました。

・たとえ通信料が増えても、コミュニケーションを取りながら進める遠隔授業がよい  60人

・通信料が増えるなら、コミュニケーションをとらない現在の形の遠隔授業でよい      57人

・通信料に関係なく、コミュニケーションをとらない現在の形の遠隔授業でよい              63人

こちらは見事にばらけました。。。動画視聴型に比べると、ややニーズは低い、というところでしょうか。

 

遠隔授業になって困っていること/よかったこと

これらは、いくつか選択肢(複数選択可)を用意し、あてはまらないものは自由に記述をしてもらいました。

困っていること、上位3つは以下の通り。

(1)先生に質問や相談ができない/しにくい

(2)友達に相談できない/しにくい

(3)集中できる環境がない

よかったこと、上位3つは以下の通り。

(1)自分のペース(時間帯や場所)で、学習したいときに学習することができる

(2)90分ずっとその場にいなくともよい。トイレに自由に立てたり、集中できなければやめることもできる。

(3)資料が残っているので、復習できる。

 

 「先生に質問や相談ができない/しにくい」については、大学側にすぐ「何らかの対応を取るよう」連絡をしました。もちろん、「いつでもメールで」とは言っていますが、正直、遠慮があったり、めんどくささもあったりで…というのはわかります。なお、当方自身も授業時間にはもちろんオンラインなのですが、その時間中に質問が来たことはありません。。先の質問通り、オンタイムで授業を受けている学生が少ないから、なのですが、、、

 「集中できる環境がない」については、正直思っていたより多いと思いました。実際の環境はわかりませんが、非同期・「非動画」の授業でさえ集中できる環境にないのであれば、同期参加型の遠隔授業はなおのことむずかしいのだろうな、と思う次第です。

 上位3つには入らなかったのですが、プリンタがない(56人)ネットワーク環境がない/弱い(24人)も気になるところです。

 

最後に

 授業をまだ3回しか受けていない時点ですし、記名式ですので、学生の本音を聞けていないところもあるでしょう。なお、この学年は、昨年から、当方が学年主任をしており、入学式、宿泊研修、オリエンテーション、初年次教育などを担当していましたので、「先生(私)を知らない」ということはありません。

 この結果も踏まえ、「よりよい授業」にするために、当方も努力したいと思います。また、教員になる学生が多い授業ですので、結果そのものも学生に共有し、教育方法について考える機会にしたいと思います。

 まだまだ結果はあるのですが、研究者の端くれでもありますので、残りは別の形で発表したいと思います。

 

 

非同期・非動画の「オンライン授業」の出欠と、学生自身の気づきへの期待を込めて

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(この写真は昨年度2月ごろに撮影した教室です)

非同期・非動画の「オンライン授業」も2週目となりました。1週目の「出欠」と、1週目と2週目の走り出しの違いなどをまとめておきます。

なお、1週目の様子については、この記事をご覧ください。

 

 

1週目の出欠について

 保育士の資格を出すため、厚生労働省の関係で、今まで出欠を重要視してきました。5回を超えて欠席すると、単位に必要な試験を受験することすらできません。そのため、従来は学生証をカードリーダにかざし、(割と)厳格に出欠をとってきました。

 しかし、今回は、大学全体で「授業後の課題を出すことで出席とみなす」ことになり、当方の授業も約1週間(厳密に言えば6.5日間)以内に課題を出しました。初回の授業が4月15日(水)でしたので、締め切りは22日(火)中。

 課題を何らかの理由で出さなかった=「欠席」となった学生は、185人中4人(2%程度)でした。これは通常授業程度でしょうか。

 

1週間のアクセス状況について

 先週の授業資料掲出後から12時間では「75.5%の学生が少なくとも1回は何らかの形でアクセス」していましたが、課題締切までの1週間では、受講生185人中182人(約98.4%)の学生がアクセスしていました。上記の出欠状況とあわせると3人がアクセスしていないので、当然課題も出せておらず、1人だけアクセスしていたのに課題を出せていませんでした。

 1週間で平均4.6回、一番多い学生で18回もアクセスしていました。もちろん、これはネットワークの状況にもよります。

 

2回目の授業について

 2回目の授業資料も1回目と同じく、テキスト中心でPowerpointでスライド35枚。先週の課題の答えや、教育実習に関する連絡もあり、先週の30枚より若干増えました。なお、2on1(1枚の紙に2スライド)のPDF形式で配付しています。

 内容は、教育理論系のところで、対面の授業でも集中させることが難しいところです。実際、この授業は3限(13:00~14:30)ということもあり、手を変え、品を変え、緩急をつけていたところでもあります。

 非同期ですので「学生次第」と言ってしまえばそれまでなのですが、昨年度実践指導に行った小学校での写真や、教育実習の研究授業での様子などを「問い」にし、少しでも考える時間を設定しました。

 「わからなければ検索すればいい」のではなく、少しでも自分で考える力を身に付けてほしいと考えています。対面の授業であれば、時間を取って、まずは一人で考えさせ、次に隣の人と考えさせ、そして、グループで発表させたりしていました。遠隔となると、すべて一人、ましてや非同期で時間も違うので、他者の考えを聞きながら考えるということができないのは残念なところです。もちろん、学生が個人的にSNSなどでやりとりはしていると思いますし、反対に「ちゃんとやりとり」しておいてほしい、と願うばかりです。

 

2回目の授業後12時間の動き

 1回目の授業は、資料掲出後12時間で、140人(75.5%)の学生が資料にアクセスしていましたが、今回は104人(56.2%)と減りました。1回目の様子を見て、「すぐ見なくてもいいや。。」と思ったのかもしれません。非同期なので、仕方ないですね。。。授業によっては、課題の締め切りをもっと早く設定しているとも聞いているので、長引くことになったら見直していこうと思います。

 6.5日間設定している課題ですが、資料掲出後12時間で26人(14.1%)の学生が提出しました。こちらも初回が34人(18.4%)でしたので、減少しました。課題の難易度もあるでしょうし一概には言えませんが、残念ながら、全体的に1回目より動きは鈍くなったように思います。

 

2回目の感想

 前回のブログでは「対面からオンライン(非同期・非動画)になったことで、やらなければならないことがより明確になったように思います。」と書きましたが、同じことが、学生にも言えるのではないかと思います。

「授業に出席したから勉強した」「黒板を写したから理解できた」のではなく、学生自身がきちんと考え、知識の再構築をしないと、わかったことにならないということが、対面からオンライン(非同期・非動画)になったことで、より明確になっていくのではないでしょうか。

 このことそのものを学生自身で気がついてほしいと願うとともに、せっかくの教育方法の授業ですので、対面での教育方法、オンライン(非同期・非動画)での教育方法についても、この科目の最後に話し合い、考える機会を設ける予定です!