第5回「ITな女子会」対面開催 with GLICODE MAKER & KUMIITA
3月13日(土)にハルカス大学で、第5回「ITな女子会」を対面で開催しました。ITに興味のある女性ばかり8人が集まり、GLICODE MAKERでゲームを作ったり、KUMIITAでプログラミングを楽しみました!
2016年から不定期開催している「ITな女子会」も今回で5回目。コロナ禍の折ですが、感染拡大に最大限配慮しながら、対面で開催しました。
今回は、ポッキーを使ってプログラミングできる「グリコ―ド」はこのITな女子会でも体験したことがあるのですが、今回はステージそのものを作ることができる「GLICODE MAKER」でプログラミング教材をそのものを作る体験をしてみました。
ループコマンドで、できるだけコマンドを少なくしたり、ジャンプコマンドを駆使して、ゴールに早くたどり着ける方法を考えたりと、今までよりプログラミング要素が増えたように思います。また、今回は、参加者の方に「がくしゅうようポッキーセット」を持ってきていただいたので、お菓子を使わずとも、「グリコ―ド」を体験することもできました!
せっかく対面なので、2020年度から始まった小学校プログラミング教育に対応した教科書と、7か月からプログラミングを体感できる「KUMIITA」も展示しました。
KUMIITAはパネルを並べると、KUMIITAがそのパネルのコマンドに応じて、動いたり、動物の鳴き声や楽器の音を出すものです。幼児教育の現場で使われている事例もあり、当日参加された保育士や小学校の先生方に楽しんでいただきました!
女子会の最後は、お二人のエンジニアさんから、「なぜエンジニアになったのか」をお話しいただきました。「IT・STEM分野のジェンダーギャップ」が取りあげられるなか、やはり、身近な方の話を聞くことは大切だなぁ…と改めて思った次第です。
なお、参加者の方のお一人がまとめてくださいましたので、こちらでもご紹介させていただきます。ありがとうございます!
今までたくさんのお菓子、お子様連れOKにしていたのですが、今回はコロナ禍の折、お菓子は各自持参、お子様はおうちで、人数を限定し、開催させていただきました。2週間経ち、どなたからもご連絡がございませんでしたので、このタイミングでリリースさせていただきました。
いつも会場を快く貸してくださる「ハルカス大学」には感謝しております。こちらは、会場からの素晴らしい眺めです!
「ITな女子会」は不定期に、リクエスト開催をしております。やってみたい!きいてみたい!ことがございましたら、ご遠慮なく「ITな女子会 Facebookページ」からご連絡いただくか、主催者の当方(畿央大学・西端律子)までご連絡ください!
珈琲二杯と大風呂と、バランスボールでリモートワーク
ホテル日航奈良は、JR奈良駅前にある、老舗ではないけれども、いわゆる高級ホテルの一つです。そんなホテルに「テレワーク・リモートワーク応援プラン」があるというので、過日早速お邪魔してきました!
公式のご案内は↓
ホテル日航奈良 - プラン詳細 - ≪オープニング特別価格≫【3時間3,000円~】テレワークプラン
13:00 ホテル到着
チェックアウトとチェックインのはざま、かつ平日なので、ロビーにはほとんど人影がなく、、、検温してもらってスムーズにチェックイン。
部屋に入ると、まずはドーンとフィッ トネスバイクとバランスボール。壁際 には55インチ4K液晶テレビ+長めの HDMIケーブル。
普段使っているSurface Laptop3が小 さく見えるほど。そして、角部屋にし ていただいたので、静か。思わず、環 境音楽をかけました。
消毒用のアルコール、加湿器、サーキ ュレーターもあり、しっかり対策がとられているのがわかります。
早速、エキナカで購入したお昼をいただきます。柿の葉寿司ならぬ「わさび葉寿司」はちょっとピリッとした大人の味と香り。柿の葉茶と葛プリンで奈良を満喫。普段、奈良には通勤していますが、観光地ではないので、こういう奈良の名産品を売っているところは近くにはないのです。。。
ミネラルウォーター×2本とコーヒーメーカー(2杯分)があるのもありがたい限り。食後の珈琲をいただきながら、メールチェックなど。
14:15 エクササイズタイム
あっという間に1時間ぐらいたち、フィットネス バイクにまたがり、バランスボールを転がしながら、久しぶりのエクササイズ(大汗)
天気が良かったこともあり、日差しの下で体を 動かすのは、大切だなぁと改めて。
この時は、ちょっとアップテンポな曲をかけて みました♪
15:00 お風呂タイム
汗をかいた後は、お風呂!お風呂!
チェックインとチェックアウトのはざまの時間の営業開始直後。目論見通り、貸切風呂になりました~。大きなお風呂でゆっくりつかることができるのは、本当に幸せな時間です!
なお、脱衣場はロッカーを3分の1程度にしてありました。タオルは部屋から持っていき、持って帰るシステム。よくある化粧品などのサンプルもなく、いろいろ対策されていました。
(考えればわかることですが、ドライヤーも部屋から持っていくべきなのは、どこかに書いておいてほしかったです!)
写真は撮っていないのですが、休憩用のベッドもありますし、もちろん洗面所も部屋着もあります。私は雰囲気重視(←)で、いつも家で着ているポロシャツとジャージ持参でしたが…(笑)
16:00 チェックアウト
珈琲二杯いただき、運動できて、大きなお風呂に入って、3時間 3,000円!
(大阪人的感覚から言えば、これだけで元が取れてますよね。ただし、駐車場料金700円は別途要)
そして、なんといっても静か。チェックアウトの時に気づいたのですが、お隣にもおそらく同じプランの方がいらっしゃいましたが、チェックインしてからアウトするまで、会った人はその方のみでした。
日航系ですので、母体の航空会社も、観光地のホテルとしても大変な中のチャレンジだと思います。チェックアウト時にもフロントの方から、「いかがでしたか?今月から始めたプランなので、、、」と心配そうにお声かけいただきました。
もし、賛同してくださる方がいらっしゃれば、今度は隣室同士でテレカンしてみたいです。音がどれだけ漏れるのかが気になりつつ、そのチェックは一人ではできないので!
お取り寄せやふるさと納税もついつい遠くのところを応援してしまっていますが、たまには奈良にもきちんと、ですよね!
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(注)弊学の就業規則的にリモートワークが可能かどうかはわかりかねたので、実際には休暇を取っています。じゃないと、温泉楽しめない(笑)
Windows Insider MVPを再受賞しました
Windows Insider MVPとは、サイトによると「These Windows Insiders are experts in their fields and leaders in our community with a passion for using Windows to bring their ideas to life.」とのことですので、各分野の専門家であり、Windowsを活用し、アイディアを実現することに情熱を燃やすコミュニティのリーダーである、というところでしょうか。
日ごろ、Windows端末を入学から卒業まで貸与している大学の教員として、ICT機器を活用し、学生自身が学ぶこと、そして、学生が教員になってから教えることができるようにすることに情熱を燃やしています。
そして、ほぼ1年前から始まった「多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、 子供たち一人一人に公正に個別最適化され、資質 ・ 能力を一層確実に育成できる教育ICT環境の実現」をめざすGIGAスクール構想。すでに端末が導入された小学校における実践を拝見したり、先生方と活用方法について議論をしたり、研修ビデオを撮影していただいたり等、コロナ禍ではありますが、子どもたちの学びのために必要な活動は続けています。
こうした取り組みについてお話させていただく機会を頂戴し、世界中のWindows Insider MVPが登場するビデオがこちらです!
なお、冒頭の写真は、この撮影のため、画角を考えながら片付け、卒業生や友人からのプレゼントをさりげなく配置してみました^^
というわけで、今年もWindows Insider MVPとして精進し、子どもたちや先生方を支援する活動を続けていく所存です。ひきつづき、どうぞよろしくお願いいたします。
以下、サイドストーリー的に。
・事前の打ち合わせで植物とかないの?と言われたので、大学近くのホームセンターで慌てて購入しました!
・本人は英語をしゃべる気満々でしたが、「母語でいいよ」と言われました^^);;;;;
・撮影のためにしゃべるということで、ボイストレーニングも受けてきました!
・ちょうど撮影の時間にチャイムが鳴りそうだったので、申請して止めていただきました!
1年ぶりに対面でのイベントを行いました~新しくなったmicro:bitをさわってみました! #winedu
2020年12月26日、1年ぶりに対面のイベントを行いました。2週間たち、参加者の皆様から体調不良等の連絡もありませんでしたので、年を越しましたが、リリースさせていただきます。なお、最後に、コロナ禍におけるmicro:bitの取り扱いについて記載しております。
さて、今年度から小学校でのプログラミング教育も始まり、高学年の算数や理科を中心に教科書にもプログラミングについて記載がされています。ちょうど、2020年10月にmicro:bitが新しくなり、11月には日本でも発売も開始されたことから、今回は「新しくなったmicro:bitをさわってみよう」をテーマに、「Windows×教育」コミュニティの第10回イベントを行いました。
コロナ禍の折、会場を貸してくださったのは、「ITな女子会」で長年お付き合いくださっているあべのハルカス23階にある「ハルカス大学」さんです。消毒用アルコール、体温計などもご用意いただき、また、本来40人は入るスペースに机を間引き、なおかつ、一人1テーブルという環境を実現していただきました。
当日は、学校の先生方、エンジニアの方、教育産業の方など8名にご参加いただきました。SENSEI PORTALにも告知をしたところ、お問い合わせをいただきましたら、なんと10年ほど前にお世話になった小学校の先生でいらっしゃったとか、うれしい再会もありました。
コミュニティメンバーの尾崎先生からGIGAスクール施策についてお話しいただいた後、新しくなったmicro:bitの登場です。
左が旧型、右が新型です。見た目の違いでいえば、新型は下部にカーブができたこと、そして何よりもスピーカーとマイクが内蔵されたことでしょう!詳細は下記リンクをご覧ください。
通常であればグループワークをしながら意見交換をしたり、長めの休憩時間をはさんだりするのですが、コロナ禍の折、個別に「何ができそうか?どんな授業ができそうか?」を考えつつ、触っていただきました。
やはり、「単体で音が出せるようになった」というポイントは大きく、音をベースにしたもの、また、コロナ禍を意識し、micro:bit2台で距離を測り、LED表示させるものなどのアイディアをご発表いただきました。
最後はお片付けなのですが、なんといっても新しいmicro:bitの特長の一つは「最初に電源を入れたときのドキドキワクワク」です。そこで、最後は、以下のサポートページから工場出荷状態に戻しました。
こちらは日本語でご紹介いただいています。
コロナ禍の折、micro:bitをご自宅に送付し、イベント後返却いただくなどにして、オンラインでの実施も検討しました。
参加される予定の方からも、感染防止対策について問い合わせをいただき、micro:bitの販売元である(株)スイッチエデュケーションさんにも確認いたしました。
「無水アルコールであれば、micro:bitにかけても大丈夫だそうですが、電源を入れるのはアルコールが乾いてからにしてください」とのことでした。
もちろん、ご参加の方々にも体調管理とマスク着用、イベント後2週間以内の体調不良のご報告等をお願いした所存です。
皆様方のこうして無事に対面でのイベント終了をご報告できたことに感謝しております。また、会場を貸してくださったハルカス大学さんに改めて御礼申し上げます。
なお、当方が着用しているのは、Microsoft社さんから頂戴した「アグリー・クリスマス・セーター」です! :-)
Azure Osaka Baseを見学させていただきました!
日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を活用し、お客様のデジタルトランスフォーメーションを実現する新しい取り組みであるAzure Base。全国12か所(2020年10月28日現在)にある施設のうち、大阪にお邪魔してきました!公式サイトはこちら↓↓
【アクセス】←筆者個人による行き方の説明です。
◆クリスタ長堀の北11の階段をあがり、最初の道を北に2.5ブロックほど上がった左手です。有名なオーガニックビルの少し手前です。
◆車の場合、大阪市営西横堀駐車場第9ブロックに駐車します。高速下の出口を右へ2ブロック。オーガニックビルの手前を右に曲がって、南進数メートルいった右手にあります。駐車料金は相場並み(60分600円)ですが、最大料金1,800円で安心です^^
心斎橋から徒歩数分。南船場の、近くにはISSEY MIYAKEさんやTUMIさんのある、いわゆる「オサレ」な街の一角にあります。2階ということで、階段を昇れば、いきなりのテラス席。ここで、近くのカフェからテイクアウトしたコーヒーとサンドイッチで、テレワークしたいですね~。
そして、ドアを入れば、、、コワーキングスペース。打ちっぱなしの壁と天井に、白を基調とした広々としたスペース。電源は上から垂れ下がってくるタイプで、リールカバーはもちろん青色です。
(こちらのスペースの写真を撮り忘れてしまいましたが、上記公式サイトをご参照ください)
奥には、50人規模のセミナーもできるスペースもあります。そして、配信もできるように、カメラ、マイクなどの設備も完備。こういうところで、全国のコミュニティをつないだイベントなどもやりたいですよね!
こちらのスペースは足元に電源があります。(銀色の丸いふたがあちこちに)
ごみは持ち帰るというルールで、簡単な飲食も可能とのことでした。
これらのスペースのほか、打ち合わせ用の会議室、そして、個人ブースも2つありました。そして、2階にある施設へのメインルートは階段ですが、2つのスペースの間にはエレベータもありました。お借りしていませんが、ピッカピカのおトイレも^^
コロナ禍の折、本社の方針で対面のイベントは、基本的にはされておられない(いろいろなルールの中で、全く不可能というわけではない、とのことですが、状況に応じて変わることも往々にしてありますので、ご迷惑にならないためにもここに書くのは控えさせていただきます)のですが、イベントの配信のためにお借りすることは可能とのことです!
大学の授業も少しずつ対面が始まりました。コミュニティも少しずつ動き始めたいと思っております。今後とも、いろいろご相談に乗っていただければ幸いです。ご準備等でお忙しい中、ご対応いただき、ありがとうございました!!
教師不在のハイフレックス型のゼミでは、学生の方がフレックスだった話 #kiorlab
【ポイント】
・対面と遠隔に学習者がいる状況で、遠隔をお客様にしないために、あえて、教授者も遠隔にいくハイフレックス型のゼミをしました。
・対面にいる学習者も遠隔にいる学習者も、そして教授者も基本同じ画面を見ることにより、一体感のようなものが生まれれば、と考えています。
・対面にいる学習者同士は、顔を見ながらコミュニケーションをするので、それに気づいた学生たちが、自分たちのノートPCのリアカメラを使って、「配信」を始めたことがさらにフレックスでした。
【本文】
後期になって対面授業を始めた大学も多いのではないでしょうか。弊学も少しずつ、学生がキャンパスに戻ってきました。一方、本人の考え、家庭の事情などで、登学を希望しない学生も一定数います。そこで、必要なのが、対面にいる学生も、遠隔にいる学生にも授業を提供する方法です。
既にいくつか実践もされており、ここでは大阪大学全学教育推進機構の「ハイフレックス(HyFlex)型授業とは、Hybrid-Flexibleの略で、対面・同期オンライン・非同期オンラインが提供され、学生が自在に選択することができる授業形態」という言葉を使いたいと思います。
また、畿央大学大学院は、13年前より、対面にいる大学院生と遠隔地にいる大学院生を対象に、同時に授業を行っていました。この時から、考えていたことは、遠隔にいる学習者を「お客様」にしない、ということでした。
いまでこそ、遠隔地を接続するシステムのほとんどは、遅延がありませんが、13年前の某システムは、もちろんネットワークそのものの問題もありましたが、こちらの映像が学習者に届くまで30秒程度のラグがありました。一方通行的な講義を配信するだけならそれでも問題ないのですが、何か質問をしたり、反対に学習者から質問があったりしても、「秒差」が生じているので、コミュニケーションがなかなかに難しい状況でした。
当時の実践知として得たことは、
「遠隔にいる人を優先にするぐらいで、ちょうどいい」
です。対面にいる人は、遠隔にいる人を待てますし、対面にいるほかの受講生と話すこともできますが、遠隔にいる人は「一人」なのです。
・今、聞いていいのかな?
・今、質問したら、もう授業は別の話しているだろうから、邪魔になるよね。。。
そんな声を当時の大学院生へのインタビューで聞きました。
さて、あれから10数年。若干落ちたり、固まったりすることはあれども、遠隔でもスムーズにコミュニケーションできるようになりました。今回、当方のゼミをハイフレックス型にしたところ、大学で参加した学生は9名、遠隔で参加した学生は8名とほぼ同数となりました。(注1)
この状況で、「遠隔にいる学習者を『お客様』にしない」ために、当方はあえて別室から遠隔で参加しました。学生が発表するゼミだったので、当方がしゃべるターンはほとんどなかったからという状況でもありました。
画面共有で発表する学生、質疑応答は対面からも遠隔からも受け付け、学生一人一人がイヤフォンマイク持参(事前に連絡)だったこともあり、音声も特に問題なく、ゼミは進みました。(注2)
一つだけ想定外というか、私も遠隔にいて、「あー、私は確かに遠隔にいるんだな」と思ったのは、対面にいる学生同士が質疑応答をするときは、お互いの顔を見るので、横顔が見えて、視線が外れた時です。
それに気づいた発表者が、自ら前に立って、自分のPCのリアカメラで、友達の助けを借りつつ、配信を始めたのは、私もびっくり!文字通り「フレックス」(柔軟)な対応でした。また、発表者がうなずくときに、カメラ(というかPC)も上下に動いたのも、フレックスな対応でした。このカメラワーク、横のアシスタント役を買って出た学生の発想だったそうです!(これらの写真も学生からの提供です)
3年生にとっては初めて、4年生にとっても9か月ぶりの対面のゼミは、いろいろな質問も飛び出し、笑いのあふれるものになりました。とはいえ、まだまだ、遠隔の学習者をお客様にしないために、いろいろ工夫していこうと思います。(注3)
なお、昨年度までのゼミの様子はこちらの記事でまとめていただいています。
【注釈】
1)補足をすると、そもそも遠隔予定だったのですが、ゼミの前の3限と、ゼミの後の5限の授業が「対面」だったため、そもそもゼミをしていたこの教室を開放しました。
2)弊学は、学生一人一人にノートPCを貸与し、officeのアカウントも包括契約しているので、全員が同じ環境で学ぶことができます。
3)ちょっとでも一体感を、と、事前に学生全員に10月分として同じおやつを送っていたのに、、、(以下略・笑)
参考リンク
MVP for Windows and Devices for IT及びWindows Insider MVPを再受賞しました
MVP for Windows and Devices for IT及びWindows Insider MVPを再受賞しました。さかのぼること7年ほど前、とある方に背中を押していただき、2015年に初めてMVP(当時は、MVP for Surface)を受賞しました。Windows Insider MVPは、2016年から5年目になります。
MVPに関するMicrosoftのサイトによると
Microsoft Most Valuable Professional、略して MVP とは、自身の知識を熱意をもってコミュニティと共有するテクノロジーの専門家です。
MVP が行うコミュニティへの貢献には、講演によるエンゲージメントからソーシャル メディアへの投稿、書籍の執筆、オンライン コミュニティでの他者への支援などがあり、驚くほど大きな影響力を持ちます。
とのこと。当方の場合は、SurfaceおよびWindows端末による学生への教育、及び学校の先生方を対象としたコミュニティ活動、そしてWindows端末およびOSによる合理的配慮に関する講演などを認めていただいた、ということになるのでしょう。
最新の技術に関する知識、人と人との出会い・つながり、そして実際に困っておられる方に支援ができる機会など、MVPを受賞することにより得たものは数え切れません。
当方が勤務する大学では、2014年より学生全員にWindows端末を入学から卒業まで貸与しています。当方は、教育学部の学生対象に「情報処理演習」「教育方法・技術論」「情報と社会」「卒業研究」などの科目を担当し、ICTを活用した授業を行うとともに、学生自身が将来先生になった時に、ICTを活用した授業を行い、子どもたち自身も使いこなせるようにする、という役割を持っています。くわしくはこちらの記事をご覧ください。
また、コミュニティ活動では、「Windows×教育」というコミュニティイベントを、学校の先生方、地域の方々、エンジニア、学生、子ども!などさまざまな方を対象に、年に数回行ってきました。内容は、ICT活用やプログラミング教育の実践を共有したり、エンジニアの方にWindowsや音声認識などの最新技術のお話をしていただいたり、プログラミング教材やTeamsの体験をしたりなど、その時々の状況や、参加者のみなさんのリクエストによるものもあります。
最新の活動は、このコロナ禍で集まることができないため、オンラインでイベントを行いました。
このように多くの方々のご協力の一つの形として、MVPを代表していただいているという感謝の気持ちでいっぱいです。受賞をご案内いただいた日は、研究室のゼミもあり、学生たちは、貸与されたPCでTeamsに接続し、調べたことを発表し、相互に議論を行いました。離れていてもこうしてつながることができているのは、本当に技術のおかげです。
さて、私たちは、New Normal2.0とも呼ばれる、新しい世界を迎えようとしています。学校現場も、「教室に一斉に集まり授業を行う」という形態からパラダイムシフト(今まで当然だと思われていたことが劇的に変化すること)が起きています。
MVPの一人として、この時代の教育を、WindowsをはじめとするICTを活用し、今の学校現場を支援するとともに、次世代の教員を養成することをつづけていきたいと思います。ひきつづき、どうぞよろしくお願いいたします。