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学園祭で「飛鳥鍋」と「焼き豚」にプロの監修・ご指導のもと、マジに取り組みました。~THE NARUTO BASEでの調理・包装・冷凍編~

西端ゼミも10年を迎え、いろいろなことに新たにチャレンジしています。その一つが「学園祭で飲食にマジに取り組むこと」です。準備も含め3日間のことを書きますので、シリーズものになりますが、お付き合いいただければありがたいです。

Day1:「飛鳥鍋」の調理と包装と冷凍(10/18)

「奈良の伝統食で卒論書きたいです。『飛鳥鍋』を学園祭で出店したいです!」

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 ゼミ生石田さんのそんな一言から始まった今回の企画。私も知らぬがゆえの気軽さで「ええんちゃう?」と即答してしまいます。

 

 しかし、ITと飲食のプロである、(株)セカンドファクトリーの新谷剛史氏とお話をさせていただくうちに、とんでもないことをしようとしていることに気づくことになります。。。

 

 

 

 

 「催事、バザー等で模擬店を開催される方へ」(奈良県消費生活安全課)

を読むと、「飛鳥鍋を学園祭の人数分だけ提供すること」が大変であることがわかりますし、そして「汁物」の食中毒(ウェルシュ菌)対策についても、新谷氏よりご指導いただきました。

 石田さんと相談の上、安全・安心の「飛鳥鍋」を提供するには、(株)セカンドファクトリーさんグループの6次化加工施設「THE NARUTO BASE」のお力をお借りするしかない、と全面協力をお願いした次第です。

www.narutobase.jp

 レシピ、提供予定数、食材の種類、量など、素人の私たちに丁寧にご指導いただき、10月18日(木)は、午前中から石田さんとエプロンと三角巾持参で「THE NARUTO BASE」にお伺いし、最終打ち合わせ。内容と提供数が決まったら、身なりを整え、加工施設で調理開始!

 

 300食分の人参、牛蒡、白菜、白葱、鶏肉は、正直途方もない量で、家庭やましてや、学園祭など簡易な場所でできるものではないことを実感しました。。大きなビニール袋3袋分の白菜なんて!!!

 

 シェフ監修のもと、材料の切り方、煮込み方、味付けなどもご指導いただき、プロ仕様の寸胴鍋に「飛鳥鍋」が出来上がりました。実は、石田さんも、私も事前に試作はしていたものの、「んー、こんな感じなのかな?」と思っていたのですが、ほぼ同じ材料のはずなのですが、ここで出来上がった「飛鳥鍋」は絶品!…だったらしいです。なぜなら、あまりに美味しくて味見用に取り分けたものを石田さんが全部(笑)(笑)

 

 今回、味のベースになったのは、鶏ガラだし、牛乳、そして白みそでした。白みそといえば、お正月のお雑煮用にしか買ったことがないのですが、今回は鳴門市の「井上味噌醤油」さんの白みそを使わせていただきました。味噌造りに使用する原材料は100%国産の「米」「大豆」「塩」という昔ながらの作り方の「白みそ」は自然な甘さで、牛乳を包み込む強さと、野菜たちを包み込むまろやかさがあり、今回の「飛鳥鍋」の見えない立役者となりました。

 

 シェフはじめ、皆様方のご協力のもとに出来上がった大量の「飛鳥鍋」。もちろんこのまま持って帰るわけにもいかず、そして、提供するのは10/20(土)と10/21(日)。これからが、THE NARUTO BASEさんの本当のすごさが発揮されるところです。パッキングからの急速冷凍です。解凍しやすいように、専用のビニールパックに小分けし、流水で粗熱を取り、専用の施設で急速冷凍!!!!

 

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 ここまででおよそ17時半。合間には、THE NARUTO BASEさんのレストランで、「阿波金時豚のごちそう焼肉膳」ランチをいただきながらの、Day1(準備)でした。

 

 普段、「レストラン」としてお邪魔している THE NARUTO BASEさんですが、今回初めて、食材からの加工過程も拝見し、そしてこれらが東京のレストラン「極鶏」湘南海の家移動販売車(NARUTO BASE GO)など各地で食べられるようになること、実感いたしました。

 

さて、石田さんの「飛鳥鍋」チームと、そして、私は別途「ITで変わる生活」をテーマに、オープン教室で「出展」します。ここでは、プログラミング体験とともに、THE NARUTO BASEさんの「焼き豚」と「ミートボール」を有料試食していただきました。当日の様子はまた、別日のブログとさせていただきます。

 

「飛鳥鍋チーム」の様子はこちらをご覧ください。

「焼き豚とミートボールチーム」の様子はこちらをご覧ください。

rlab.hatenablog.jp

 

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