りったんせんせーのらぼにっき。

ブログ名、悩み中です。。。

学園祭で「飛鳥鍋」と「焼き豚」にプロの監修・ご指導のもと、マジに取り組みました。~飛鳥鍋・完売編~

西端ゼミも10年を迎え、いろいろなことに新たにチャレンジしています。その一つが「学園祭で飲食にマジに取り組むこと」です。準備も含め3日間のことを書きますので、シリーズものになりますが、お付き合いいただければありがたいです。

Day2:飛鳥鍋って何?(10/20)

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「飛鳥鍋」ってわかるんやろか?美味しく食べてもらえるかな?売れるかな?アンケート集まるかな?余ったらどうしよう・・・・
ゼミ生石田さん(写真右)の不安は尽きません。。。

 

でも、そこはゼミ生パワーが炸裂。
ゼミ同級生の城君(写真左)が書いてくれた、お手製の暖簾。
手前のチラシのデザインもゼミ同級生。
チラシを立てられるように段ボールで加工したのもゼミ同級生。
この素敵な写真を撮ったのもゼミ同級生。
なお、ゼミ生は、昨年の学園祭で出展した「脱出ゲーム」の折に作った、ゼミオフィシャルポロシャツを着ています。ゼミのハッシュタグ "kiorlab" がデザインされています。今年も全員に配ることができました!
 
10/18(木)に、THE NARUTO BASEで調理・包装・冷凍していただいた「飛鳥鍋」は、2Kgの塊×30袋弱(想定300食)になって届き、ゼミ生みんなで少しずつ解凍し、温めて提供しました。よって、汁物でも、大量の調理でも、安心・安全なのです^^

 

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人通りの多いメインストリートから残念ながら外れてしまったこともあり、初日の午前中こそ苦戦してたようですが、何度か見に行くたびに口コミで広まった様子。

 

石田さんの卒論用のアンケートは、別途、私のいる「焼き豚」コーナーで回収していたのですが、だんだんアンケートを片手に「焼き豚」コーナーに来られる方が増えてきました!

 

初日を終わった時点で、半分以上売り上げたようで、石田さんをはじめ、ゼミ生の顔は疲れの中にも、見通しを持つことができた安堵感を見ることができました。

 

Day3:リピーターさんが多いです!!(10/21)

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2日目も朝から順調に、「焼き豚コーナー」にアンケートをもった方がいらっしゃるので、そのたびに「飛鳥鍋、頑張っているな~」と思っていました^^

 

時々、yahoo!リアルタイムで「飛鳥鍋」を検索していると、おそらく学園祭に来てくださっている方や、ゼミ生石田さんの友人らが「飛鳥鍋、美味しい」的なつぶやきをしていてくれてありがたい限り。スクリーンショットを撮っておけばよかった…)

 

実際に、当方の両親も学園祭に来ていたのですが、父は「おかわり」をしたらしいので、さぞおいしかったに違いありません^^

 

お昼過ぎに、早々と「完売しました~!」の連絡が!!!!
複数の方から「お目当てに行ったのになかった…泣」というお声もいただき、申し訳ありませんでした。

 

なお、アンケートは130枚強回収できたようで、推定300食売った=300枚配ったので、回収率は30%越え。配付の場所と回収の場所がかなり離れていたことを考えても、なかなかの回収率でしょう。
 
さて、石田さんはこのアンケート結果をもとに、卒業論文を書くことになるでしょうが、手伝ったゼミ生諸君は何を得ることができたのか、これからのゼミ生の様子が楽しみです^^

 

関連リンク:

rlab.hatenablog.jp

学園祭で「飛鳥鍋」と「焼き豚」にプロの監修・ご指導のもと、マジに取り組みました。~THE NARUTO BASEでの調理・包装・冷凍編~

西端ゼミも10年を迎え、いろいろなことに新たにチャレンジしています。その一つが「学園祭で飲食にマジに取り組むこと」です。準備も含め3日間のことを書きますので、シリーズものになりますが、お付き合いいただければありがたいです。

Day1:「飛鳥鍋」の調理と包装と冷凍(10/18)

「奈良の伝統食で卒論書きたいです。『飛鳥鍋』を学園祭で出店したいです!」

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 ゼミ生石田さんのそんな一言から始まった今回の企画。私も知らぬがゆえの気軽さで「ええんちゃう?」と即答してしまいます。

 

 しかし、ITと飲食のプロである、(株)セカンドファクトリーの新谷剛史氏とお話をさせていただくうちに、とんでもないことをしようとしていることに気づくことになります。。。

 

 

 

 

 「催事、バザー等で模擬店を開催される方へ」(奈良県消費生活安全課)

を読むと、「飛鳥鍋を学園祭の人数分だけ提供すること」が大変であることがわかりますし、そして「汁物」の食中毒(ウェルシュ菌)対策についても、新谷氏よりご指導いただきました。

 石田さんと相談の上、安全・安心の「飛鳥鍋」を提供するには、(株)セカンドファクトリーさんグループの6次化加工施設「THE NARUTO BASE」のお力をお借りするしかない、と全面協力をお願いした次第です。

www.narutobase.jp

 レシピ、提供予定数、食材の種類、量など、素人の私たちに丁寧にご指導いただき、10月18日(木)は、午前中から石田さんとエプロンと三角巾持参で「THE NARUTO BASE」にお伺いし、最終打ち合わせ。内容と提供数が決まったら、身なりを整え、加工施設で調理開始!

 

 300食分の人参、牛蒡、白菜、白葱、鶏肉は、正直途方もない量で、家庭やましてや、学園祭など簡易な場所でできるものではないことを実感しました。。大きなビニール袋3袋分の白菜なんて!!!

 

 シェフ監修のもと、材料の切り方、煮込み方、味付けなどもご指導いただき、プロ仕様の寸胴鍋に「飛鳥鍋」が出来上がりました。実は、石田さんも、私も事前に試作はしていたものの、「んー、こんな感じなのかな?」と思っていたのですが、ほぼ同じ材料のはずなのですが、ここで出来上がった「飛鳥鍋」は絶品!…だったらしいです。なぜなら、あまりに美味しくて味見用に取り分けたものを石田さんが全部(笑)(笑)

 

 今回、味のベースになったのは、鶏ガラだし、牛乳、そして白みそでした。白みそといえば、お正月のお雑煮用にしか買ったことがないのですが、今回は鳴門市の「井上味噌醤油」さんの白みそを使わせていただきました。味噌造りに使用する原材料は100%国産の「米」「大豆」「塩」という昔ながらの作り方の「白みそ」は自然な甘さで、牛乳を包み込む強さと、野菜たちを包み込むまろやかさがあり、今回の「飛鳥鍋」の見えない立役者となりました。

 

 シェフはじめ、皆様方のご協力のもとに出来上がった大量の「飛鳥鍋」。もちろんこのまま持って帰るわけにもいかず、そして、提供するのは10/20(土)と10/21(日)。これからが、THE NARUTO BASEさんの本当のすごさが発揮されるところです。パッキングからの急速冷凍です。解凍しやすいように、専用のビニールパックに小分けし、流水で粗熱を取り、専用の施設で急速冷凍!!!!

 

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 ここまででおよそ17時半。合間には、THE NARUTO BASEさんのレストランで、「阿波金時豚のごちそう焼肉膳」ランチをいただきながらの、Day1(準備)でした。

 

 普段、「レストラン」としてお邪魔している THE NARUTO BASEさんですが、今回初めて、食材からの加工過程も拝見し、そしてこれらが東京のレストラン「極鶏」湘南海の家移動販売車(NARUTO BASE GO)など各地で食べられるようになること、実感いたしました。

 

さて、石田さんの「飛鳥鍋」チームと、そして、私は別途「ITで変わる生活」をテーマに、オープン教室で「出展」します。ここでは、プログラミング体験とともに、THE NARUTO BASEさんの「焼き豚」と「ミートボール」を有料試食していただきました。当日の様子はまた、別日のブログとさせていただきます。

 

「飛鳥鍋チーム」の様子はこちらをご覧ください。

「焼き豚とミートボールチーム」の様子はこちらをご覧ください。

rlab.hatenablog.jp

 

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Microsoft Windows Insider MVP 新谷氏を講師に迎えた特別授業!~教育学部西端ゼミ

3年目のWindows Insider MVPとなりました。Globalでお友達もできました。各国のICT教育の様子を日本に持ち帰りたい!

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Windows Insider Program を刺激的で、創造的な、共同作業の場所にするために率先して活動している人」として、Windows Insider MVPを受賞しました(3年目)。受賞そのものは7/1にはわかっていたのですが、記念品が届き、ようやく実家にある盾にはめることできたので、本日のエントリです。
2017が2つあるのはいろいろありまして…2016に読み替えてください!

 

insider.windows.com

 

Windows Insider MVPは、世界で150人程度。日本のMVPは14人です。取りまとめをしてくださっているのは、アメリカ本国の方。となれば、当然コミュニケーションは全部英語!本社のあるシアトルで年に1回開催される集まりでも、当然ですが、全部英語!!

 

前回の集まりでは、ブラジルの方にお借りした衣装で盛り上がり、日本大好きなドイツのMVPや、英語とフランス語のバイリンガルのカナダのMVPなど、globalなお友達もできました^^

 

集まりは「部外秘」なのですが、Windows Insider MVP事務局が制作したビデオで様子をご覧ください。(緊張しているなぁ…)

youtu.be

 

「教育」は、世界共通で重要な課題です。3回目の集まりに出席できたら、つたない英語ですが、各国のICT教育やプログラミング教育の様子を聞き出して、日本に持ち帰りたいと思っています。

 

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rlab.hatenablog.jp

 

 

「第6回 Windows×教育」イベントで、micro:bitハンズオンをして、小学校の理科、音楽科、社会科等の授業で活用できそうな作品ができました。

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 第6回になりましたWindows×教育」イベント。今回も、大阪教育大学天王寺キャンパスをお借りし、尾崎拓郎さん(同大)と一緒に開催しました。このイベント、当初は、教育関係のWindowsアプリを探して試していたのですが、時代の要請とともに、最近は、主として初等教育におけるプログラミング教育に移行しつつあります。

 学校の先生方、教育委員会の方、エンジニアの方、地域の方などさまざまなかたにおいでいただいています。参加費は300円程度の個包装された「おやつ」のみです。

 

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  このイベントでは、インプットとアウトプットも大事、ということで、毎回テーマトークとLT(ライトニングトーク)を設定しています。

 今回のテーマトークは、小崎誠二さん(奈良県教育研究所)に来ていただき、日本のICT教育の現状、そして特に奈良県を取りまく状況をお話しいただきました。これからの奈良県の躍進に注目です!!

 

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LTは、

・岩佐英彦さん(近畿大学工業高等専門学校)による「G-suite for Education」の紹介

・稲葉通太さん(大阪府立堺聴覚支援学校)による「パワポの学び」

中村愛さん(大阪教育大学)による「ICT教育支援ルームの活動」

の3本立ててでした。特に中村さんには、イベントのお手伝いもしていただきつつ、前回に引き続き、のびのびとLTしていただきました。ありがとうございました!

 

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  インプットタイムが終わったら、今度は情報交換。もちよったおやつを囲んで、「リアル」なネットワーキングの始まりです!

 高校の先輩後輩が見つかったり、同じ趣味の方がいたり、と「世の中狭い」事例があちこちで発生していました^^

 やはり、「おやつ」ってコミュニケーションの重要な媒体ですよね!←

 

 

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 後半は、尾崎さんの軽快な説明のあと、ハンズオンタイムに突入。なお、各自端末持参が推奨されていますが、こちらでも Surfaceを用意しています。これらは、尾崎さんも当方もメンバーとなっているマイクロソフト認定教育イノベータ」のプログラムの一環で、お借りしています。いつもありがとうございます。

Microsoft Educator Community home - Microsoft in Education

 

グループで助け合いつつ、約1時間ほどで、さまざまな作品が出来上がりました。いくつかご紹介したいと思います。

 

 

micro:bit×理科

 micro:bitには様々なセンサーが組み込まれているので、方角を感知し、矢印の向きが変わります!

micro:bit×理科・社会

 市販されているスターターキットの中にあるミニ扇風機を制御!既存の電化製品の仕組みや情報化による社会の変化を理解することなど話は膨らますことができそうです!

micro:bit×音楽

 尾崎先生からは複数のmicro:bitハンドベルのように音を鳴らす事例が紹介されましたが、その改良版で、一つのmicro:bitでより多くの音を鳴らすようにしたものです。複数で合奏もできそうですね~♪

micro:bit×音楽・体育

 micro:bitを力強くふれば、それに伴い、「ヒュイーーーーーンンンン」とかっこいい音が!ダンスで音が出れば、とってもかっこいいですよね!

micro:bit×Python

 尾崎さんの資料では、Scratchでmicro:bitのプログラムを書く方法が紹介されましたが、なんとPython(プログラム言語のひとつ)でもプログラミングできることをご紹介いただきました。音声発語もあるようなので、これからに期待です!

 

 次回は冬休み前後の12月に予定をしております。Facebookを中心に情報を発信しておりますので、よろしければメンバーになっていただければと思います。また、こういうことをしてみたいんだけれども…という企画やアイディアの持ち込みも歓迎します!

 

Facebookページ「教育×Windows×教育研究会」

https://www.facebook.com/edubywinbyedu/

 

もしくは、下記connpassサイトへ。

winapps-edu.connpass.com

おやつたくさんな「ITな女子会」で、グラフィックレコーディングとmicro:bitプログラミングに、ゆるふわチャレンジ。

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 真っ青な空のもと、日本一高いビル「あべのハルカス」内にある「ハルカス大学」さんの一室をお借りし、第4回「ITな女子会」が開催されました。夏休み開催ということもあり、お子様のご参加6名と過去最多です。(顔出しネットあげについては、受付時に保護者さんにご確認しています)

 

「ITな女子会」は、IT、おやつたくさん、ゆるふわをキーワードに、女性と子ども(小学生以下は性別不問)が集まって、プログラミング、アイディアソン、グループワーク、プレゼンテーションなどにチャレンジしています。

 

f:id:riz-nishibata:20180806130825j:plain まずは、「グラフィックレコーディング」にチャレンジ。普段私たちは、「文字」で記録を残すことが多い(このブログもそう)のですが、「グラフィックレコーディング」は、「グラフィック=絵、イラストなど」で残そうというものです。

 

 最初はおっかなびっくり、線を引いたり、〇を描いたりしていたのですが、〇が顔になったり、顔に△で体をつけたり…。今回、発案者で講師もしてくださったむらかみさんの、いい感じのゆるーいリードで、いい意味で「落書き」感覚で、グループでのお話も弾みます^^

 

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 後半は、micro:bitによるプログラミング体験です。これら、たくさんのSurfaceは、

「マイクロソフト認定教育イノベータ」として、同プログラムよりお借りしました。ありがとうございます。

 

micro:bitは、「micro:bitはプログラミング可能な小さなコンピューターで、学習や教育が楽しく簡単に出来るようにデザインされ」ているもので、世界中の学校で使われています。日本でも、2020年から始まる初等教育におけるプログラミング教育の教材の一つとして、脚光を浴びています。

 

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 難しそう??いえいえ、そこはゆるふわな「ITな女子会」。おやつ片手に相談しながら取り組みます。

 

 こちらは、実際に小学生のお母さんでもある「はなずきん」さんが講師を引き受けてくださり、子ども用の資料には、漢字のふりがなもつけてくださる丁寧さ。初めてプログラミングされる方も、普段エンジニアとして活躍されておられる方も一緒になって、「わー、光った!」とか「ふるふる」して楽しみました。

 

LT(Lightning Talk・短いお話し)も3人の方がチャレンジされました。「和装のススメ」「ITな食育」「女性エンジニアの日常」と、それぞれ興味・関心のあるテーマで5分ほどお話いただきました。みんなそれぞれいろいろな生き方があり、いろいろな考えがあり、思いがあり…。そういう気持ちを素直に伝えたり、話し合ったりできる場になればいいな…と思っています。

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 さて、会場にはこういう「おやつテーブル」が2か所あったのですが、終わるごろにはほぼなくっていて、「やっぱり、頭使うとお腹すきますよね~」とか言いながら、楽しいひと時でした。なお、おやつは参加費代わりにそれぞれが200円を目途に持ち寄っていただいています。

 

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「ITな女子会」は半年に1度を目途に、不定期に開催しております。こういうのをやってみたい!というリクエストがありましたら、どうぞお気軽にお声かけくださいませ。

 

そして、最後になりましたが、ご参加いただいたすべての方と、会場をご提供いただいたハルカス大学の川上さん、機材をご提供いただいた「マイクロソフト認定教育イノベータ」プログラムの皆さん、イベントスタッフしていただいたにしかわさん、かもたにさん、むらかみさん、やまぐちさん、ありがとうございました!

 

関連リンク:

micro:bitの講師をしていただいた「はなずきん」さんのブログはこちら。

d.hatena.ne.jp

 

◆そして、「第2回 ITな女子会」の様子は、以下の記事にまとめていただきました。

robotnaut.net

 

 

貸与PCが壊れてしまったらどうなるの?→先輩のおさがりが回ってきます!データはクラウドなので問題なし!

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今年度入学生の貸与PCは富士通 LIFEBOOK」でした。ので、学内でこの赤いPCを持っていれば「1年生」とわかるのです^^


ちなみに、2年生はSurface Pro4、3年生はSurface3、4年生はSurface Pro3です。2年生と4年生の見分け方が難しいですが、使い方というか、使い込み方を見ているとわかります^^

 

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さて、貸与PCは卒業まで大事に使うのが原則ですが、やはりどうしても「不幸な事故」は起こります。

 

今回も通学途中に自転車のかごにカバンを入れて、転んでしまって………という学生。まず、本人が大きなけがをしなくてよかったね。そして、このLIFEBOOKが文字どおり守ってくれたんだよ、ということで、貸与PCは代替機となりました。

 

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ですが、予算の都合上、同じ機種の代替機を用意できないので、先輩の使っていたおさがりがまわってきます。とはいえ、外観も中身も、情報センターの職員さんがきれいにしてくださっているので全く問題ありません。
データもOne Driveにあげているので全く問題ありません。

 
もちろん故意に無くしたり、故障させたりするのは論外ですが、そうではないと判断された場合は、このように代替機で対応しています。個人所有の端末であれば、修理に出したり、場合によっては修理不可(買った方が安い)となったりするわけですから、これもCOPE(corporate owned, personally enabled・所属機関が保有し、個人的に使うことも可)の良さといえるのでしょう。

 

関連リンク:

rlab.hatenablog.jp

NHKハートフォーラムで、特別支援教育に使える「教材共有ネットワーク」のお話をして、心も温まりました。

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 奈良県自閉症協会さんからお声かけいただき、NHKハートフォーラム 自閉スペクトラム症の人が暮らしやすい社会をめざして」に登壇させていただきました。当日、500人ほどの方においでいただき、その中で、奈良県立奈良養護学校との6年近くにわたる取り組みをお話しさせていただきました。

 

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 ◆記録を蓄積できる、何度でも繰り返すことができる、個人にあわせてカスタマイズできる、このようなICTの特性は特別に支援が必要な人たちや子どもたちの助けになること、

 ◆「楽ができる=ずるい」ではなく、もし、仮に楽になったとしてもその浮いた時間でよりお互いにかかわりを取ることができるようになること、

をお話ししたつもりです。

 

また、今回は持ち時間の都合上お話しできませんでしたが、同意をいただけること前提で、教材の利用状況のデータをとりつづけることによって、より多くの人たちや子どもたちの助けになる教材づくりの基礎資料になるかもしれないことも、今後何らかの形でお伝えしたいなと考えています。

 

さて、奈良養護学校と共同開発したデジタル教材は、以下のWebサイトにあがっております。会員登録されたうえで、ご利用くださいませ。

TMSN-特別支援教育・教材共有ネットワーク-

 

そして、奈良養護学校で開発したアナログ教材の説明や作り方は『誰でも使える教材ボックス~教材共有ネットワークを活かした発達支援』にまとまっております。こちらもあわせてごらんくださいませ。

 

f:id:riz-nishibata:20180804081542j:plainフォーラムの休憩時間には、弊学の卒業生が挨拶してくれたばかりではなく、「ちょっとしたプレゼント」もいただきました。懐かしい笑顔にほっとしました。ありがとう。そして、帰りには、舞台に飾ってあったお花もいただきました。

 

お心遣いが大変うれしく、この日も気温は35度を越える暑い奈良でしたが、別の意味で心があたたまった「ハートフォーラム」でした。

 

最後になりましたが、お声かけいただきました奈良県自閉症協会の皆さま、いろいろご手配くださったNHK財団の皆さま、一緒に登壇してくださった皆さま方、ありがとうございました。また、一緒にお話しできる機会を楽しみにしております♪